映画『ひとりぼっちの幸せ』をご存知でしょうか?洋題はA Man Called Ove といい原作著者はFREDRIK BACKMANさん。
先日、彼の最新小説 「AND EVERY MORNING THE WAY HOME GETS LONGER AND LONGER」 を読みました。
年老いたおじいさんと、孫を中心としたストーリー。
アルツハイマーのおじいさんの家族への愛、忘れていくことの恐れ、それらが頭の中の世界と現実との狭間で交錯しながら描かれています。
そして最後に残るのは亡くなった妻と恋に落ちた記憶。
ただ切ないだけのストーリーではなく、家族が寄り添い、恐れなくてもいいことを老人に伝え、暖かく包み込んでいく、そんな当たり前の温もりをこの物語から私は感じました。
うまく表現できません…。本の色がオレンジ色に見え、とても穏やかな気持ちにさせてくれる…。
ポエムのような短編小説で、なぜかとても気に入り、オーディオーCDを購入し、この12月は毎日聞いていました。
クリスマスだからかな。
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