貧しい女の子と、交通事故になり寝たきりの状態になった青年とのラブストーリーです。
途中まではすごく面白く、エンターテイメント小説としてワクワクしながら読んでいたのですが、
主人公の男性が最後は尊厳死を選択し亡くなると分かってから、どうしても読む気がしなくなり、
本を閉じてしまいました。
何か軽くて気持ちが晴れやかになる物が読みたくてこの本を手に取ったのですが、読み進めていくうちに事態が深刻になり…。
表紙を見たときは、ハッピーエンドで終わるに違いないと思っていたわけです。
頭を軽くしたかったのですが、それとは反対に、『尊厳死とは何か』と考え込んでしまい、本を読んだ当時の自分の状況とシンクロできず、
今も最後まで読まれることなく本棚にあります。
また、読みたい気分になったら最後まで読もうかな。
せっかく買ってので…。
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